薬事の仕事は販売を予定する国の当局に申請をして、医療機器製造販売のライセンスを取得することです。私は主に日本・欧州・北米地域の歯科材料の薬事申請を担当しています。
開発者から出てきた技術的な発明や特許、意匠などの出願業務、権利化とそれらの管理に関する業務を担当しています。
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私は2度復職しています。
やっぱり仕事と家庭の両立を考えると戸惑いはありました。
今ほど世間も女性の活躍推進など言われてなかったので… -
確かにそうですよね。
私の場合は、まだ同じ職種で出産を経験された方がいなかったので、
将来への漠然とした不安がありました。
ワークライフバランスなんて言葉も聞いたことなかったですし…
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私は1年間お休みを頂いて、そろそろ働きたいなと考えていたので、不安を感じるよりも自然と職場復帰という流れでした。
ただ、2人の育児と家事、仕事を両立するのはハードなので、夫にも協力してもらっています。 -
良い御主人ですね(笑)。
会社として支援制度は法定以上に整備されていると思うのですが、私はあまり器用じゃないから職場復帰当初は手探りの部分はありましたね。 -
そうですね。会社の制度は非常にしっかりしているし、職場の空気感も休業~復職は当たり前になっていますね。
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復帰して仕事を続けるっていうのは昔からこの会社の風土として根付いていますよね。続けるだけじゃなくてステップアップとやりがいの両立というのは模索中ですが、どの会社にもまだまだロールモデルが少ないですよね。だから、私たちの世代がロールモデルになっていかないとっていう気持ちはあります。
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ロールモデル…。あの人のようになりたくない、って言われたら(笑)。
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あ、それは嫌(笑)。憧れてもらえる方で!
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私が入社したときは、まだ研究開発職で入ってくる女性が少なかったので、正直、女性っていうだけである意味、特別扱いしてもらえるところもありました。
ですが、今ではそんなことなくなりましたね。 -
育児と仕事の両立をサポートしてくれる制度とお互いを認め合う職場の雰囲気もあるので、次の段階に進む必要がありますね。
“育児”と“キャリア”の両立を私たちの世代で実現しましょう! -
そんなロールモデルとなれるように、お互いがんばりましょう!
私は3度復職しているのですが、育児休業を取得した後、復帰することへの迷いはなかったですか。